占星術の基礎知識

英国(イギリス)の伝説的な占星術家ジョナサン・ケイナーの解説で占星術についての基礎的な知識を学びましょう。占星術で使う「惑星」とは? それぞれの星座の意味は?……それらを知ることで、より深くホロスコープを理解できるようになるはずです。
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ハウスとは?~大切な「アセンダント」~
 月は、24時間の間に誰の目にもわかるほど速く動く唯一の天体です。2時間ほどの違いで、月の星座内での位置に小さいながらも意味のある変化が生じます。その他の天体では、特定の日の途中に星座をまたぐことさえあれ、こんなわかりやすい変化は生まれません。午前5時生まれの人と午後9時生まれの人とを区別する必要はさほどないのです。 つまり、月を除けば、空の中の天体には急速な変化は発生しません。……しかし、「空そのもの」は別です! 夜明けまで起きていたことがあるなら、何を言っているかおわかりでしょう。ある瞬間には石炭のように真っ暗できらめく星の光だけが暗闇に突き刺さっていたのに、ほんの少しあとになると東の地平線にかすかな光が見え始め……さらに少しすると、その光が強くなってくるあの光景を思い浮かべてください。太陽がゆっくりと姿を現して夜明けを告げ、空を黒から青へと染め上げてくるあの景色です。
それぞれのアスペクトの意味・アスペクトのない天体とは?
 アスペクトを完全に理解するには、関係する惑星について考え、それらが互いにいい影響を与え合っているかどうかを考慮する必要があります。以下の説明は基本的なガイドとして役に立つはずです。
アスペクトとは何か・その2
 前回の記事を読んで気になった人もいるかもしれません。私がたびたび「(おおよそ)」とカッコ付きで書いているのはなぜでしょう? 理由は、実際の占星術はもっと精密だからです。占星術師は各惑星がどの星座にあるかだけではなく、「星座のなかのどの位置にあるか」も知る必要があります。ちゃんと話すと長くなるので省きますが……最低限のことはお伝えしておきましょう。
アスペクトとは何か・その1
 どんなホロスコープにも、惑星同士のアスペクト(角度)がいくつかあるものです。占星術師やコンピューターにホロスコープを作ってもらったときのことを思い出してください。下のほうにアスペクトのリストがありましたよね? アスペクトを作る可能性はすべての惑星に平等にあり、なかでも5つのアスペクト――コンジャンクション(合)、オポジション(衝)、セクスタイル(60度)、トライン(120度)スクエア(90度)――が主要なものとして重視されています。 アスペクトは、その人の性格について多くのことを語ってくれる」。その言葉に反論する人はいないでしょう。
占星術師が未来を読む方法・その3~記憶をたどって~
 これまでお話ししてきたことをより実感として理解するには、あなた自身の人生を振り返るのがおすすめです。7歳ごろ、14歳ごろ、21歳ごろ、28歳ごろ――これらの年齢のときに、何が起こったか思い出せますか? 多くの人にとって「少し大人にならざるを得なかった」これらの時期について想いを馳せてみてください。 これらは土星がそのサイクルの4分の1、半分、そして4分の3を迎えた年齢を示しています。どうです? これらの年齢のことはとてもよく覚えているのでは?「土星のサイクル」はそのくらい人の一生のなかで大きなターニングポイントとなるものなのです。
占星術師が未来を読む方法・その2~土星のサイクル~
 ある人の人生において、土星が出生時の星座に戻ってくる「まさにその日」は、重要な転機となります。たとえば、ささいなことなのにそれまでずっと悩まされてきた問題が解決したり、心の奥底にある恐れに向きあったりするといったことが起こります。土星の回帰で人は少しだけ年をとり、賢くなり、成熟していきます――これらはすべて土星が象徴するテーマです。 この日に至るまでの数週間は、ストレスや不安、困難を経験するかもしれません(よく「夜明け前がもっとも暗い」と言われますよね?)。だから、それがいつ訪れるかさえわかっていれば、占星術師は「何が起こるか」「どう対処すべきか」について、非常に具体的かつ有益なアドバイスを贈ることができるのです。
占星術師が未来を読む方法・その1~惑星と人生のサイクル~
 占星術師があなたのホロスコープを目にしたとき、最初に知りたがることは2つです。
占星術における惑星の周期
 占星術の技法や用語の話が続くと退屈ですよね。だからこれから、宇宙の仕組みを少々単純化してお伝えしようと思います。単純化するのに反対な読者もいるかもしれませんが――念のために言っておきますが――単純化はしますが、誤解を与えるつもりはまったくありません。
占星術で使う12の星座・その5~いて座・やぎ座・みずがめ座・うお座~
 いて座は冒険好きで興奮しやすく、楽観的な星座です。ホロスコープのなかでいて座の影響を受けた領域は、自由奔放で生き生きとし、それでいて哲学的な性質を帯びます。いて座は自由と探究の象徴なのです。そして、これらの妨げになるものには目もくれません! ホロスコープにおいていて座的なエネルギーに満ちた場所は、以下のような傾向を示すでしょう。
占星術で使う12の星座・その4~しし座・おとめ座・てんびん座・さそり座~
 ホロスコープ上のどんな場所にいても、しし座は誇り高く、揺るがず、自信に満ちた性質をもたらします。尊大で抑制が効かず、注目を集めたがるしし座は、主導権を握り、指示を出し、群れを率いることにだけ力を注ぎます。そこを外れたものには、いかなる場合も興味を持ちません。 ホロスコープにおいてしし座的なエネルギーに満ちた場所は、以下のような傾向を示すでしょう。
占星術で使う12の星座・その3~おひつじ座・おうし座・ふたご座・かに座~
 ホロスコープのなかでどういった面を司るにしろ、おひつじ座は迅速かつ衝動的で自信に満ちた性質を象徴します。過去や未来を気にするような気持ちの余裕はなく、とにかく「今この瞬間」の切迫感こそがすべてです。 ホロスコープにおいておひつじ座的なエネルギーに満ちた場所は、以下のような傾向を示すでしょう。
占星術におけるシンボル・その2~潜在意識と神話そして占星術~
※前回から続きます。 カール・ユングのような人々の仕事のおかげで、今日こうしたことを話すのがより一般的になり、また、人々にも広く受け入れられるようになってきました。 ロールスロイスを「ステータス・シンボル」と言ったり、映画スターを「セックス・シンボル」と評したりするのを聞いたことがありますよね? 自分が持つステータス、そしてセックスへの欲求が言葉にできないほど強いものだということを私たちは理解しています。……つまり、ロールスロイスや映画スターはステレオタイプ=シンボルであり、私たちは、恐怖や希望、夢、欲望といった私たちの心の深い井戸に潜んでいる原始的な衝動をシンボルに投影し、表現しようとしているのです。 そして心理学は、この深い井戸を表す言葉を生み出しました。この言葉がこれほどまでに広まったのは、私たちがどれほどまでに自分の内面を探求したがっているかの証明とも言えるかもしれません。なんという言葉かって? 潜在意識、です。
占星術におけるシンボル・その1~共有された象徴~
 占星術はしばしば「シンボルとサイクルの学問」と呼ばれます。それぞれの惑星が人間生活のある一面を象徴している――シンボル――と、個々の惑星が地球上の成長や変化のリズムと呼応する周期――サイクル――についての学問、というわけです。
占星術を学ぶということ~占星術初心者のあなたへ~
 太陽、月、そして5つの惑星が果てしない輪を描いている――太古の昔から私たちの祖先はこの天空のダンスを見つめ、そのステップとリズムに意味を見出してきました。時を経て肉眼では見えない他の3つの惑星も歩みをともにしているとわかってきた、という変化こそあれ、占星術の本質は古代から変わっていません。 私たちの頭上にある天空の出来事は、私たちの足元にある地球の出来事を反映しています。大宇宙は小宇宙の映し鏡です。どっちが上だろうと……下だろうと!
占星術で使う12の星座・その2~3つの宮と2つの性質~
 活動宮の星座は、基本的に常に行動を起こしたいという欲求を抱えています。彼ら・彼女らは物事を進め、支配的な役割を担い、仲介を買ってでて、アイディアを現実にすべく推進していくのを好みます!
占星術で使う12の星座・その1~12星座を4つのエレメントに分けたなら?~
 前回の惑星に続き、今度は星座の紹介をしていきましょう。 占星術において星座は、「星の集まり」ではなく、「惑星が異なる時間に通過する空の領域」を意味します。それぞれの星座が他の星座を補いあう姿には詩的な美しさがあり、星座の組み合わせは不思議な魅力に満ちています。
占星術で使う10の惑星・その2~天王星・海王星・冥王星~
 1781年、天文学そしてオカルトの世界で革命が起こりました! それまでずっと天空では7つの天体が動いていると信じられてきました。「7」という数字は特別で、魔術的なものでした。複雑ではありながら非常に合理的なものとして占星術システムは発展を遂げ、その中心には「惑星の数は7つ」という確たる“事実”がありました。
占星術で使う10の惑星・その1~太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星~
 まずは惑星そのものについて紹介しましょう。惑星の性質を感じてほしいですからね。 火星が鉄を支配し、土星が鉛を支配することを学ぶ必要はありませんが、火星を戦士、土星を厳格な教師としてイメージできればホロスコープの理解に役立つはずです。それぞれの説明を読んだあとに少し目をつむって想像をめぐらしてみるのもいいでしょう。
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