占星術を学ぶということ~占星術初心者のあなたへ~

更新日:2024年10月16日
公開日:2024年10月19日
目次

天球のシンフォニー

宇宙という鏡

 太陽、月、そして5つの惑星が果てしない輪を描いている――太古の昔から私たちの祖先はこの天空のダンスを見つめ、そのステップとリズムに意味を見出してきました。時を経て肉眼では見えない他の3つの惑星も歩みをともにしているとわかってきた、という変化こそあれ、占星術の本質は古代から変わっていません。
 私たちの頭上にある天空の出来事は、私たちの足元にある地球の出来事を反映しています。大宇宙は小宇宙の映し鏡です。どっちが上だろうと……下だろうと!
太古の昔から私たちを魅了してきました
太古の昔から私たちを魅了してきました

占星術を学ぶということ

 その人の性格を理解しようとしたり将来を予測しようとしたりするときに太陽星座だけを見るのは、指一本でピアノソナタを弾こうとするようなものです! そして、太陽と月を一緒くたに扱うのは、片手でソナタを弾くようなものです!

 複雑な天球のシンフォニーにはもっとたくさんの音色が奏でられています。ちょっと興味を持った程度でも、ぜひ占星術の世界をのぞいてみてください。Tスクエアやクインカンクスについてすぐに知る必要はありません。でも、火の星座と地の星座については知っておくべきです!
 この記事を読んでみてください。火の星座や地の星座について触れています。あなたに必要なのは、ただオープンマインドでいることと探究心です。そうすればあなたは本能的に、どの情報を学ぶべきか、どの情報は単に知っているだけでいいかわかるはずです。すぐには理解できないことがあれば、遠慮なく読み飛ばして大丈夫です。また知りたくなったら戻ってくればいいのですから。
 ちなみに……太陽そのものは、銀河系のはずれでゆっくりと公転しています。この旅は完了するのに何億年もかかります。

占星術の歴史

古代の占星術

 占星術は、何千年も前に予兆を知るシステムとして始まりました。ある2つの惑星が出会えば飢饉の前触れ、日食は洪水の始まり……そうして人々は、日ごとの天空全体の位置の図式化を試みるようになっていきました。

 古代の人々は、これらのチャートを用いて戦いの結果や王の死を予言しました。やがて占星術は複雑な占いの体系となり、多くの具体的な質問に答えることができるようになりました。現在私たちが用いている占星術のルールは、紀元前2000年以前にバビロニアで確立されたものと本質的にはほとんど変わりません。占星術はその後、18世紀初頭まで治療者、哲学者、数学者、魔術師、兵士たちに受け継がれ、彼らは常に天球図を参照しながら仕事をしていました。

今日の占星術

 今日、悲しいことに、そして間違ったことに、占星術の政治的、医学的、魔術的な分野はほとんど忘れ去られています。多くの人は、占星術を性格分析の一種としか思っていません。驚くべきことに、この種の個人鑑定用占星術の歴史は浅く、紀元前300年か200年ごろに始まったに過ぎません! にもかかわらず、私たちはこの個人鑑定用占星術から始めなければならないのです。なぜって? それが一番説明しやすいからです!

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ホロスコープを読むのに必要なものは?

 ホロスコープを眺めるのに慣れてきたら、自分のホロスコープと友人や恋人のホロスコープを見比べてみましょう。誰のものを見るにせよ、ホロスコープというのは一見すると気難しく、手強そうに見えるかもしれません。
 でも、それは誤解です。ホロスコープを理解するのに必要なのは、占星術のシンボリズムに関する基礎知識とちょっとした忍耐力だけです。忍耐力はご自身で用意してもらわないといけませんが……シンボリズムの理解については私がお手伝いしますよ!
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