占星術の基礎知識

英国(イギリス)の伝説的な占星術家ジョナサン・ケイナーの解説で占星術についての基礎的な知識を学びましょう。占星術で使う「惑星」とは? それぞれの星座の意味は?……それらを知ることで、より深くホロスコープを理解できるようになるはずです。
占星術におけるシンボル・その2~潜在意識と神話そして占星術~
※前回から続きます。 カール・ユングのような人々の仕事のおかげで、今日こうしたことを話すのがより一般的になり、また、人々にも広く受け入れられるようになってきました。 ロールスロイスを「ステータス・シンボル」と言ったり、映画スターを「セックス・シンボル」と評したりするのを聞いたことがありますよね? 自分が持つステータス、そしてセックスへの欲求が言葉にできないほど強いものだということを私たちは理解しています。……つまり、ロールスロイスや映画スターはステレオタイプ=シンボルであり、私たちは、恐怖や希望、夢、欲望といった私たちの心の深い井戸に潜んでいる原始的な衝動をシンボルに投影し、表現しようとしているのです。 そして心理学は、この深い井戸を表す言葉を生み出しました。この言葉がこれほどまでに広まったのは、私たちがどれほどまでに自分の内面を探求したがっているかの証明とも言えるかもしれません。なんという言葉かって? 潜在意識、です。
占星術におけるシンボル・その1~共有された象徴~
 占星術はしばしば「シンボルとサイクルの学問」と呼ばれます。それぞれの惑星が人間生活のある一面を象徴している――シンボル――と、個々の惑星が地球上の成長や変化のリズムと呼応する周期――サイクル――についての学問、というわけです。
占星術を学ぶということ~占星術初心者のあなたへ~
 太陽、月、そして5つの惑星が果てしない輪を描いている――太古の昔から私たちの祖先はこの天空のダンスを見つめ、そのステップとリズムに意味を見出してきました。時を経て肉眼では見えない他の3つの惑星も歩みをともにしているとわかってきた、という変化こそあれ、占星術の本質は古代から変わっていません。 私たちの頭上にある天空の出来事は、私たちの足元にある地球の出来事を反映しています。大宇宙は小宇宙の映し鏡です。どっちが上だろうと……下だろうと!
占星術で使う12の星座・その2~3つの宮と2つの性質~
 活動宮の星座は、基本的に常に行動を起こしたいという欲求を抱えています。彼ら・彼女らは物事を進め、支配的な役割を担い、仲介を買ってでて、アイディアを現実にすべく推進していくのを好みます!
占星術で使う12の星座・その1~12星座を4つのエレメントに分けたなら?~
 前回の惑星に続き、今度は星座の紹介をしていきましょう。 占星術において星座は、「星の集まり」ではなく、「惑星が異なる時間に通過する空の領域」を意味します。それぞれの星座が他の星座を補いあう姿には詩的な美しさがあり、星座の組み合わせは不思議な魅力に満ちています。
占星術で使う10の惑星・その2~天王星・海王星・冥王星~
 1781年、天文学そしてオカルトの世界で革命が起こりました! それまでずっと天空では7つの天体が動いていると信じられてきました。「7」という数字は特別で、魔術的なものでした。複雑ではありながら非常に合理的なものとして占星術システムは発展を遂げ、その中心には「惑星の数は7つ」という確たる“事実”がありました。
占星術で使う10の惑星・その1~太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星~
 まずは惑星そのものについて紹介しましょう。惑星の性質を感じてほしいですからね。 火星が鉄を支配し、土星が鉛を支配することを学ぶ必要はありませんが、火星を戦士、土星を厳格な教師としてイメージできればホロスコープの理解に役立つはずです。それぞれの説明を読んだあとに少し目をつむって想像をめぐらしてみるのもいいでしょう。
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