ハウスとは?~大切な「アセンダント」~

更新日:2025年7月28日
公開日:2025年8月27日
目次

「時間」が与える影響

「空そのもの」の変化

 月は、24時間の間に誰の目にもわかるほど速く動く唯一の天体です。2時間ほどの違いで、月の星座内での位置に小さいながらも意味のある変化が生じます。その他の天体では、特定の日の途中に星座をまたぐことさえあれ、こんなわかりやすい変化は生まれません。午前5時生まれの人と午後9時生まれの人とを区別する必要はさほどないのです。

 つまり、月を除けば、空の中の天体には急速な変化は発生しません。……しかし、「空そのもの」は別です!

 夜明けまで起きていたことがあるなら、何を言っているかおわかりでしょう。ある瞬間には石炭のように真っ暗できらめく星の光だけが暗闇に突き刺さっていたのに、ほんの少しあとになると東の地平線にかすかな光が見え始め……さらに少しすると、その光が強くなってくるあの光景を思い浮かべてください。太陽がゆっくりと姿を現して夜明けを告げ、空を黒から青へと染め上げてくるあの景色です。
太陽が地平線から顔を出すとき、世界は一変します
太陽が地平線から顔を出すとき、世界は一変します

地球の回転がもたらすもの

 こうした壮観な一日の始まりは、地球自身の回転によって引き起こされます。太陽が空のなかでますます高く昇っていくのを見ると、実際には太陽は動いていないなんて信じられなくなりますが、事実太陽は動いていません。正午という時間は、地球上の場所によって異なるタイミングでやってきます。シンシナティでの日の出は、サイゴンでの日の入りです。

重要な「アセンダント」

地平線の上か下か

 ホロスコープは誕生の瞬間に空が静止した状態を描いた地図ですが、それだけでなく、特定の場所からの眺めを図示したものでもあります。
 たとえば、1953年9月10日に生まれた人は皆、水星をおとめ座の17度に持っていますが、夜間に生まれた人たちだけは、水星を地平線上の上に持っています。日中生まれた人の水星は、地平線の下にあります。つまり、どれだけ地平線の上か下かは、出生時刻とそれにともなう出生地によって決まるのです。

 つまり、ホロスコープにおいて、地平線は非常に重要です。ホロスコープにおける分割線として機能するからです。

たった4分で変わるのです

 黄道上の新しい星座は、約2時間ごとに東の地平線に昇ります。もっと細かく言えば、星座の新しい度数は、4分ごとに昇ってきます。わずかな時間やわずかな距離の違いが、地平線の上か下かという攻防戦にちょっとした、けれども意味のある違いをもたらすことがおわかりいただけたでしょうか?

アセンダントとハウス

 上昇宮=アセンダントいう言葉は、占星術が太陽星座だけではないことを知っている人たちの間でやく使われます。彼ら・彼女らは、アセンダントが「他人にどう見られたいか」の傾向を表すと知っています。これは実際その通りであり、ホロスコープにおいてアセンダントは重要な要素です。
 しかし、それ以上に大切なのは、アセンダントの「度数」です。これによって、ホロスコープを12のハウスに分割する方法を導き出すことができます。それぞれのハウスには非常に特別な意味がありますが……その話はまたこの次に!
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