大アルカナ22枚の物語~「愚者」「魔術師」~

更新日:2026年2月3日
公開日:2026年2月7日
目次
 大アルカナ22枚のカードとそれらの関連性について、より詳細に見ていきましょう。ここでお伝えするのは、占いのための軽い予言的な意味ではありません。各カードには肯定的および否定的な側面があることに注意してください。

愚者(THE FOOL)

「愚者」のカードの一例
「愚者」のカードの一例

狂人……?

 このカードには番号がありません。彼は無垢な魂の持ち主であり、今まさに転生を遂げようとしています。彼の服はボロボロで、崖に向かって何も考えず歩いているかのようです。そのうえ犬に悩まされてもいるようす。
 彼は組織化された社会の外側に住んでいる放浪者です。従うべきとされている法律や規則をまったく気に掛けず、周囲からはおそらく狂人と思われているでしょう。

どこまでも純真な

 しかし、彼のなかには天才性と啓蒙のタネがあります。彼は22枚のカードの始まりであり終わりでもあります。彼の心は開かれていて屈託がなく、精神もまたオープンです。落とし穴と試練の気配が漂っているとは思えないほどです。
 背中に背負う杖が結びつけられた袋にはには何が入っているのでしょうか? 彼の世俗的な財産? 失おうとしている無垢な記憶?
 ……真実は誰にわかるでしょうか? 誰が愚者の目を通して物事を見られると言うのでしょう? 彼はとても純粋な衝動に従っているというのに。

「愚者」のもう一つの顔

 ――もしそうでなければ、彼は背後に残した混乱に無関心で、贅沢な気晴らしを追いかけている単なる“ジョーカー”です。どんな犠牲を払ってでも笑うこと、それが彼のモットーなのかもしれません。

魔術師(THE MAGICIAN)

「魔術師」のカードの一例
「魔術師」のカードの一例

道具を手に入れました

 番号Ⅰ。積極的な行動を表す数です。魔術師は存在の最初の段階であり、人生の航海へと旅立つ子どものなかに芽生えつつある自己認識を象徴します。
 彼は商売道具が置かれたテーブルの前に立っています。いくつかのデッキでは、それらは靴職人の道具として描かれます。

 彼はもはや愚者ではありません。タロットの残りの部分は、失われた無垢への帰還の旅の過程で彼が遭遇する試練を示します。

知識も有しています

 彼は片方の手を天に伸ばし、もう一方の手で地上の事物を制御します。彼は自信と4つの元素で武装した神聖な英雄/ヒロインです。生徒たちの準備ができたときに現れ、愚者たちに知識の道を教える師の役目を果たします。いったいぜんたい、彼は本当に魔術師なのでしょうか? 選ばれし者で間違いないのでしょうか?

「魔術師」のもう一つの顔

 ――もしそうでないなら、彼は他人の意志を操り、自分より劣った人々を騙すことだけを喜びとするとんでもない詐欺師ということになります。力が彼の目標であり、自分の意志だけが唯一の信じられるものです。
 タロットは、近い未来や「イエス・ノー」がハッキリしている問いに答えるのにとても適した占いです。では、あなた自身のことを知ったり、遠い未来の予測を立てるにはどうしたらいいのでしょう?――ケイナー・ホロスコープの【無料】メンバー登録では、「性格鑑定」や「未来予言」で「あなた自身について」そして「あなたの未来」について詳しくお伝えしています。すでにメンバーの方は、無料鑑定チケットで未来予言を存分に楽しんでくださいね!
この文章をシェアする
大アルカナ22枚の物語~「女教皇」「女帝」~
大アルカナを巡る旅~ⅩⅤ:悪魔からⅩⅩⅠ:世界~
この記事のシリーズ
タロットカードの秘密
こちらもおすすめ
大アルカナを巡る旅~0:愚者からⅥ:恋人たち~
タロットと「象徴」

12星座で今を占う

戻る