12の月星座、そして月星座にまつわるヒントと小話~やぎ座・みずがめ座・うお座~

更新日:2025年10月30日
公開日:2025年11月26日
目次

やぎ座

責任感の塊

 まるで世界中の重荷を一人で背負っているかのような人です。彼ら・彼女らほど責任感があり、精神的に成熟し、地に足を付けている人はいません。
 しかし同時に、月がやぎ座にある人ほど深刻になりすぎ、柔軟性を欠き、堅苦しい態度をとりがちな人もいないのです。過去に対してはほとんど宗教的とも言える敬意を払っているので、古い考え方や価値観に固執してしまうのです。約束を破るのを嫌い、約束を破る人のことも同様に嫌うのも特徴の一つです。

つきあうコツは?

 こうした性質は、月星座やぎ座の人たちから即興性や自由さを奪います。もっとも必要とあれば計算づくで「それっぽく」演じることはできるのですが。
 何にせよ、彼ら・彼女らには好きなように状況を管理させておくのが一番であり、そうしていさえすれば、彼ら・彼女ら自身も機嫌がよくなり、周囲にとってもつきあいやすい存在となります。
とにかくやぎ座に任せきることです
とにかくやぎ座に任せきることです

みずがめ座

自分でも手に負えない!

 みずがめ座に月を持つ人をちゃんと理解できる人なんているんでしょうか? 本人だって無理なのに!
 彼ら・彼女らは風変わりで……いやまあ、本当に変わっています! その感情を全面的に受け入れるのには誰だって非常に苦労します。笑うこと、泣くこと、そのどちらをすべきかすらわからないことがあるくらいです。

傍から見れば突飛だけれど……

 代わりと言ってはなんですが、月星座みずがめ座の人たちは、感情から距離をおき、自分自身や他人の気持ちに無関心な姿勢を保った状態で、一見無関係に思えるテーマについて知的に議論するのを好みます。そして、時折ごくささいなことが彼ら・彼女らの心を揺さぶり、突き動かし、非常に情熱的かつ突飛な行動へと駆り立てます。周囲は驚くばかりですが、当の本人は、なぜ周りの人たちがその熱狂を共有してくれないのかまったく理解できないのです!

うお座

根っからの殉教者

 うお座は殉教者の星座なので、うお座に月を持つ人たちは、あらゆる形の殉教に共感するのが得意です。彼ら・彼女らは苦悩を崇拝し、不安を神聖視し、失望に酔いしれます。

 裏返しの利己主義なのでは? 確かに彼ら・彼女らは、悲しんでいる人や苦しんでいる人の声に積極的に耳を傾けます。
 奇妙なことに、その姿はまるで自分の荷物をわざわざ増やしているかのようです。月星座うお座の人たちは理不尽や不公平に対して病的なほど魅力を感じ、人生のほの暗い側面についてならいくらでも語っていられるほどです。

逃げ足も一流!

 一方、自分自身が厄介な状況や切迫した問題に直面したとき、彼ら・彼女らのお気に入りの対処法は「逃げる」です。酒を飲む、詩を書く、医者に行く、話題を変える……あるいは最終手段として、涙を流し誰かに助けを求めます!
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