12星座別・あなたの財運と成功運・その6～みずがめ座・うお座～

　上記の印象的な発言をした作家サマセット・モームはみずがめ座であり、彼の発言からはみずがめ座の非常に特殊な傾向について多くのことを読み取ることができます。
　あなたの星座に生まれた人で、お金のためにお金を追い求める人はほとんどいません。みずがめ座のあなたは抜け目なく成功するかもしれませんし、高価な嗜好品を持っているかもしれません。あなたにとって、お金はまさに第六感です。自分から能動的に直感を働かせようしなくても、必要なときにはちゃんと直感が働くだろうと信じているのと同じく、金銭的な利益を得るのを当然だと考えています。

　実際、あなたが正しいことをしているとき、直感は自然に働きます。あなたの直感はかなりすぐれており、潜在的なお金儲けの能力も有しています。しかし、おもしろいことに、直感もお金儲けの能力も、あなたが本当には努力していないとき――言い換えるなら、別の目標を達成しようとした際の副次的な効果として――にもっともうまく機能するのです。

　ただし、寛大さと思いやりに負けてしまう傾向には注意しなければなりません。これら称賛に値する資質は、時としてあなたに大きな負担をかけます。
　もしも継続的にそうした状況に陥ってしまったら、“慈善活動”から脱しましょう。それを副業的なものではなく、あなたの全体的なゲームプランに不可欠なものととらえるのです。すでに自発的にしていることをプロとして行う可能性を探るだけです。チャンスはそれを見出そうとすると同時に開けてくると気づくでしょう。また、目の前の経済的な流れが極めてポジティブなものになるのにも気づくはずです。

　この言葉は、単なる天才ではなく、「うお座の」天才であったアルベルト・アインシュタインの言葉です。この言葉を選んだのには、E=mc2をこの世に送り出したアインシュタインが確定申告に苦労している姿を想像するのがおもしろいという理由、そして引用すべき著名なうお座の経済学者が見つからなかったという理由もあります。

　――それほど驚くことではありません。あなたの星座は創造的です。クリエイティブな人は、辛口で論理的で事実に忠実であることが求められる分野では必ずしもうまくいきはしません。アインシュタインはなんとか“創造的な”科学者としてやっていけましたが、そんな彼でさえお金のような退屈な問題にその明晰な頭脳を生かすことができなかったのです。
　つまり……創造的な経済学者は信用されず、創造的な会計士は顰蹙（ひんしゅく）を買い、創造的な金融業者はしばしば刑務所に入れられるというわけです！

　もしあなたがこれらの分野で働いているのなら、どうか気を悪くしないでください。もし夜（オフタイム）にもっと刺激的な仕事ができるのなら、一日中ルールに従うのだって気にならないでしょう？　でも……私はやはりうお座のあなたが本当にお金を稼ぎたいなら、クリエイティブな仕事をするのが一番だと思います！

　かつて強い関心を持っていたのに、今は離れざるを得なくなったテーマがありませんか？　昔の趣味や以前興味を持っていた分野、昔あたためていた大きなアイディアを思い起こしてください。少し手を加えるだけで、それらはあなたの将来にとって重要で有益なものに変わるはずです。
　「金鉱の上に座っていたなんて気づかなかった」「XXに抱いていた興味が最終的に○○につながるなんて誰が想像しただろう」――すべてが大きな喜びと満足感をあなたにもたらしてくれるはずです。