太陽星座と月星座が教える「あなたの幼少期とその影響」~太陽と月星座が隣り合っている場合~

更新日:2024年2月19日
公開日:2024年3月2日
目次

まずは確認

 あなたは、新月の直前か直後に生まれました。というわけで、話を先に進める前にどちらで生まれたのかを確認しておく必要があります。ちょっと運命の輪(ホロスコープ)に戻って、あなたの太陽と月の位置を見直してみてください。月が太陽の次の星座にあるなら(時計回りで隣にあるなら)、月は満ち始めたばかり――つまり新月の直後です。反対に太陽の前の星座(反時計回りで隣)にあるのなら、あなたの月はまだ欠けていっている最中です。

あなたへの祝福と呪い

強力な直感という恵み

 経験則として、下弦の月(欠けていく月)を持つ人たちは、自らが愚かに見えることをやや恐れており、おそらくは直感的に「感情に人生をリードされている自分」を隠す傾向にあります。一方、上弦の月(満ちていく月)を持つ人たちは、本能のおもむくままに行動していると大っぴらにすることにあまり抵抗がありません。
 いずれにしても――月が満ちていくときに生まれたにせよ、欠けゆくときに生まれたにせよ――あなたは確かに直感の強力なエネルギーを持って生まれてきました。それは、あなたにもたらされた天の恵みです。

感情と現実のギャップ

 逆にあなたに“呪い”があるとすれば――誤解を恐れずに言うなら――あなたを強く動かす感情が、実際のライフスタイルとあまり合致していないように見えることです。(あなたの月が下弦の場合)ひそかに芸術家になりたいと願っている一流の会計士のようですし、(あなたの月が上弦の場合)ヒッピー的なライフスタイルはもう過去のもので、最先端の芸術は複式簿記で見つけるものだと誇らしげに宣言する偉大なアーティストのようなのです。まあ、とにかくあなたは間違いなく変わり者だということです。
どっちが本当のあなた? どっちも?
どっちが本当のあなた? どっちも?

奇妙と調和が同居? まさか……!

 しつこいようですが、あなたは風変わりな人です。間違いありません。ご両親もおそらくは奇妙なカップルだったのでしょうし、幼少期のあなたも変わった子だったのでしょう。あなたは幼いときから“論理的/常識的でないこと”の洗礼を浴び続け、むしろそれを好むようになったのです。

 あなたの生き方は、あなた自身にとっても、また、他の誰かにとっても有意義とは言えないのかもしれませんが、その分とても楽しいものですし、驚くほど成功を収めてもいます。さらに、まったく性質の異なる衝動同士の間に妥協点を見出そうとする絶え間ない探究心によって、あなたはしばしば突拍子もないアイディアをまとめたり、似ても似つかない人々を束ねたり、見事な「調和の達人」ぶりをいかんなく発揮するのです。
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