占星術にまつわる、興味深い6つの事実
更新日:2025年9月25日
公開日:2025年10月1日
ここまで占星術について星座、ハウス、アセンダントなど、さまざまな面の「知識」をお伝えしてきました。
今回はちょっと肩の力を抜いて、6つの興味深い「事実」についてお話しましょう。
今回はちょっと肩の力を抜いて、6つの興味深い「事実」についてお話しましょう。
太陽星座ではなく……?
ローマ皇帝アウグストゥスが自らが発行した貨幣の裏側にやぎ座のシンボルを刻ませていたことをご存じの方も多いかもしれません。でも……その「やぎ座」が、彼の太陽星座ではなく月星座だったことはご存じですか? ちなみにアウグストゥスの太陽星座はてんびん座です。
教会と占星術
東方の三賢者が一つの星に導かれて幼子イエスのもとにたどり着いたことはよく知られています。にもかかわらず、教会は公式には占星術を好意的にはとらえてきませんでした。
でも、過去にはウィリアム・リリーのような著名なキリスト教徒占星術師が存在しました。西暦100年ごろの教皇シルウェステル2世に至っては、ヨーロッパ最初の占星術教本を著しているのです。
でも、過去にはウィリアム・リリーのような著名なキリスト教徒占星術師が存在しました。西暦100年ごろの教皇シルウェステル2世に至っては、ヨーロッパ最初の占星術教本を著しているのです。

この3人のことはご存じですね!
占星術は身を助ける
17世紀のホラリー占星術師ウィリアム・リリーは、有名な木版画において、ロンドンを象徴するふたご座(ロンドンはふたご座の都市です!)がテムズ川のうえで炎に包まれるようすを描きました。ロンドン大火を預言したのです。
火災後、彼は議会に召喚され、自らが火を付けたのでは? と告発されました。しかし、彼はその長年の的中率の高さによって守られ、無罪となりました。
火災後、彼は議会に召喚され、自らが火を付けたのでは? と告発されました。しかし、彼はその長年の的中率の高さによって守られ、無罪となりました。
ノストラダムスの大予言
世界的に知られるノストラダムスの大予言。彼は多くの預言において占星術を使って「いつ起こるか」を導きました。ホロスコープの読み手としても熟練していたのです。ただ、彼のインスピレーションの源が占星術だったかというとそれは違います。今日彼の預言を読むかぎり、霊的な力が大元の力だったと言えるでしょう。
今もなお
西暦150年、クラウディウス・プトレマイオスは、アレクサンドリア図書館で何年もかけて占星術を研究し、『テトラビブロス』という本を著しました。これは、現代のホロスコープ解釈における基本文献で、今もなお用いられています。
中国の占星術
中国の占星術は、細部においては西洋占星術と異なるものの、原理は同じです。中国の占星術には12の主要な動物が定められており、私たちはそれを「年」に使う場合のみを耳にしますが、「月」「日」「時刻」でも使われます。
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