12星座別・あなたの嗜好（洋服編）～やぎ座・みずがめ座・うお座～

　やぎ座の人はまるでおしゃべりするように自然に服を着こなします。機能的で実用的な服装を好み、演じたい役割に必要でないかぎり、飾りや華美なものにはあまり興味を示しません。

　星座にまつわる神話では、やぎ座は過去を司ると言われます。そのせいか、やぎ座は、最新の服装も着こなすこともできるものの、クラシックで時代を超越した、普遍的なデザインの服装のほうがずっと着心地良く感じます。かつてあなたの母親や父親が着ていたものならなおさらです。祖父母なら？　もっとなおさらです！
　さすがにビスチェやクリノリン（編注：パニエのようにスカートを膨らませるための下着）を身につけて街を歩き回れとまでは言いません。でも、キュロットやハッキングジャケット（編注：イギリスの乗馬服の一種）、チョッキやベスト、極端にオーバーサイズの洋服など、19世紀末～20世紀前半そして中盤に流行したような洋服は、あなたの目にはきっと素敵に映るでしょう。

　みずがめ座の色彩感覚をもっともていねいに表現するなら、「創造的で個性的」という言葉がぴったりでしょう。

　みずがめ座というのは、いろんな意味で突拍子のないことができる人です。でも、服装に関しては驚くほどオーソドックス。
　……または「控えめ」と言いたいところですが、少なくとも金銭的にはそうでありません。あなたの趣味は高価なものであり、品質に対する鋭い目も備えています。安物の洋服でワードローブを埋め尽くすよりも、上質なスーツを数着所有するほうがずっといいと考えます。

　みずがめ座の人は、おでかけの日や休日にはファッショナブルで近未来的な服装で華麗なパレードを繰り広げます。一方、普段着は基本的な型を見つけ、それにこだわるのを好みます。
　ちなみに多くのみずがめ座はニットが好きです。コットンやレザーを含めて天然素材好きではあるのですが、ウールには特に目がないはずです。

　うお座の人は、ロマンチックな願望や理想主義的な感情をアピールできる服を好んで着ます。派手で挑発的な服？　OKです

　うお座はミステリアスでエキゾチックな星座ですから、当然、ミステリアスでエキゾチックな洋服を着るべきです。あなたは、カフタン（編注：イスラム文化圏を中心に着用される、襟がなく丈の長いガウンのような洋服）や着物、サリーやサロン（編注：東南アジアの男性がまとう、ロングスカート上の腰布の一種）、ペレリーヌ（編注：肩を覆う丈の短いケープ）やポンチョを着てすいすい泳ぐために生まれてきたのです。
　もちろんあなたはいつもそうした冒険的な服装をしているわけではないでしょう。でも、あなたがありきたりな服を着ていても誰も騙されません。あなたの遠くを見るような目は、まるで遠くから来た服に憧れているようです。流れるような長いローブや複雑な柄のプリントを着る勇気を身につけてください！